• 大阪府藤井寺市林5-7-29 KM土師ノ里メディカルビル 1F:コンタクト工房 2F:清水眼科 ボクの情報はここをclick!
  • コンタクト工房のもう1つのHPへ

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、腎症、神経症と共に糖尿病の3大合併症の1つです。
毎年3,000人以上の方が糖尿病の合併症で視力を失い、成人の失明原因のトップとなっています。

糖尿病網膜症とは

糖尿病網膜症は失明原因の第一位です!

糖尿病患者の約30%に発症するとされている糖尿病網膜症。糖尿病の合併症の1つで、網膜の毛細血管が詰まり、血管壁に負担をかけます。そのため網膜に必要な酸素や栄養が不足し、眼内出血や硝子体出血などの症状を示します。初期の頃は自覚症状がありませんので、定期的に精密検査が必要です。

糖尿病網膜症の発症率

糖尿病網膜症の発症率は、糖尿病になってからの年数と血糖コントロールによって大きな差があります。一般には糖尿病を発病して約10年でおよそ半分が網膜症を合併していると言われています。
(厚生省糖尿病調査研究班1991年)

糖尿病網膜症の3段階

初期 単純網膜症

網膜の細小血管が高血糖によってもろくなり、小さな点状に出血を起こす点状出血や、血液の成分が漏れ出して吸収される硬性白斑などが発生します。自覚症状は全くありません。

【治療法】

内科的な血糖のコントロールが治療の第一です。それとともに止血剤・血管拡張剤などの内服薬を投与して、経過観察を行います。

中期 前増殖網膜症

細小血管の詰まりが進み、神経線維が腫れ、軟性白斑と呼ばれるシミが発生します。さらに酸素が行き届かないため、血管が死んで行き、それを補うために新生血管を作ろうとし始めます。自覚症状はほとんどありません。

【治療法】

新生血管の発生を防ぐために「レーザー光凝固術」を行います。この時期を逃さないことが、治療のポイントとなります。レーザー光凝固は入院せずに外来で出来ます。

末期 増殖網膜症

新生血管が硝子体の中へ流れ込み、血圧の上昇で新生血管は破れます。そして、硝子体内出血が起こり、急激に視力が低下します。また、新生血管は、網膜の上に増殖膜と言う薄い膜を形成し、増殖した膜が網膜剥離を引き起こすことがあります。自覚症状は、軽度から高度の視力低下、時には失明になることもあります。

【治療法】

ここまで進行すると光凝固法での治療は難しく、外科的な硝子体手術が行われます。硝子体の濁りや網膜剥離は60%〜70%が治りますが、完全な視力の回復は難しいのが現状です。

日常生活で注意すること

糖尿病網膜症の予防は、血糖コントロールが基本です。

  • ・食品交換表を活用し、バランスよく食べる。
  • ・お酒とタバコは努めて控えめにする。
  • ・内科・眼科で定期的に検査を受ける。

▲このページのトップへ戻る